子ども脱被ばく裁判
5月19日に「子供の脱被ばく裁判 決起集会」に参加してきました。
私が今、一番気になっているのは、被ばく訴訟です。
集会では、原発の差し止め訴訟を認めたお2人の裁判官のお話を伺えましたが、とても神がかっているものだとくらい特別な判断だったと感じます。
左 樋口英明元裁判官、右 井戸謙一元裁判官
少し希望が持てたのは、井戸元裁判官のお話で、裁判官には国に忖度する裁判官と自分を貫く裁判官がいて、そこまで腐敗していないということでした。
敗訴は続いていますが、今まで、原発を容認してこなかった裁判官は7人もいるようです。
忖度したところで、理屈がゆがんでいたら、バカにされるだけですし、何のためにその職業に就いたのかわかりません。
悪に染まったら、裁判官は人生の敗者になるのだと思います。
人間の生き方というのは、人に誇れるものである方が望ましいはずです。
まして、地位や名誉ある職業ならなおさらですね。
常に良心に基づいて行動し、時代の流れをよく見ないと、ひどい人生になります。
最高裁も忖度し続けると信用を失うだけですし、信用している人はもう半分は減っているようにすら感じています。
最高裁が強気の屁理屈ではだめでしょう。良心を捨てた姿も目立っています。
樋口元裁判官は「司法を正すことが大事だ」と仰っていましたが、私も切にそう願います。
自分がたいしたことが何もできない中、お二人の元裁判官には感謝しています。ありがとうございます。