最強寒波
最強寒波について調べてみました。
わかりやすい動画があったので紹介します。https://news.ntv.co.jp/category/society/380513
原因は貿易風と海水水温です。
ペルー沖からインドネシア近海に向けて、西向きの貿易風が強く吹きます。

温かい海水が西に移動することで、ペルー沖では深海の冷たい海水が湧き上がってきます。海面水温が下がることを「ラニーニャ現象」と言います。

一方で、インドネシア海域では、温かい海水が蒸発することで、積乱雲が大きくなります。
それが、今度は東向きに吹く偏西風に影響を与え、蛇行させます。

偏西風が蛇行することにより、北極の寒気が日本に押し寄せてきます。
そのようなメカニズムです。
貿易風が強くなることが最大の要因なのか、それともインドネシア近海の海水が温かいことが最大の要因なのかはいまいち曖昧です。
どちらも温度差によるものだとしたら、結局、温暖化が影響しているということではないでしょうか。
気象庁には、貿易風の研究もして欲しいです。
今のところ、やっていない印象です。
ドカ雪が降れば、日本に大きな影響を与えます。
夏には熱中症が心配されますが、冬にはヒートショックや凍死もあります。
急な温度差は身体も慣れていないでしょうから、高齢の方には負担もかかります。
また、過疎地の雪下ろし対策なども考えて欲しいです。