公害と原発事故
昨日、全国公害弁護団連絡会議のシンポジウムに参加していきました。
テーマは「福島第一原発事故の責任は国にあり! 6.17最高裁不当判決を乗り越えるために」
講演されたのは、以下の方でした。
1 吉村良一氏(立命館大学名誉教授)
2 磯村健太郎氏(元朝日新聞記者)
3 小野寺利孝氏(弁護士・いわき市民訴訟弁護団共同代表)
今どきは大学教授も堂々と最高裁を非難されていました。
原発事故が公害扱いされていたのは、新しい発見です。
公害と言えば、水俣病、新潟水俣病、イタイイタ病、四日市ぜんそく・・・。
これらの公害を機に大気汚染防止法,水質汚濁防止法も作られたようです。
原発防止法も作って欲しいです。
大学教授とかも堂々と最高裁の判決を非難されていて、立派に思いました。
6.17の判決というのは最高裁の価値を下げてしまったようです。
それらしい言葉を並べ立てて判決を下しても、結局は皆、冷静に評価していくものなのだと思います。
時代が変わり、今はもう、最高裁に信用はないも同然なのかもしれません。
無責任になってしまっているようで、むしろ最高裁がすごく馬鹿にされているような印象が残りました。
エリート風の人が多い会場でしたが、みんな、それを受け入れている感じでした。
「腐った最高裁」と発言している人もいて、勇気があるなと、敬服しました。
総会議事録でも、毎回、福島原発事故を取り上げ、問題に向き合っていて、公弁連は最高裁より信用がありそうです。
http://www.kogai-net.com/sokai-documents/
時間があるときに、一通り、目を通したいと思います。