電気料金の値上げ
電力会社の値上げ幅が出揃いました。
電力会社 | 値上げ | 値上げ時期 |
---|---|---|
北海道電力 | 平均34.87% | 2023年6月 |
東北電力 | 平均32.94% | 2023年4月 |
東京電力 | 平均29.31% | 2023年6月 |
北陸電力 | 平均45.84% | 2023年4月 |
中国電力 | 平均31.33% | 2023年4月 |
四国電力 | 平均28.08% | 2023年4月 |
沖縄電力 | 平均39.30% | 2023年4月 |
どこの部分を値上げしたいかと言うと、「電気量料金」のようです。
(北陸電力のHPより)
電力会社の言い分によると、燃料価格の高騰が原因のようですが、それなら「電気量料金」ではなく、「燃料費調整額」の中で対応した方がいいのではないでしょうか。
「電気量料金」だと話がややこしくなるだけだと思います。燃料費が下がった時に消費者に恩恵が受けられないです。
電力会社のプランには、『規制料金』と『自由料金』があります。それぞれ「燃料費調整額」の上限のあったり、なかったりします。
プラン | 燃料費調整額 | 国の認可 |
---|---|---|
規制料金 | 上限あり | 必要あり |
自由料金 | 上限なし | 必要なし |
電力会社の言い分だと、『規制料金』の「燃料費調整額」の上限を超えた分が電力会社の負担になるため、赤字になるとのことです。
それなら、上限を撤廃するか、上限となる基準を上げればいいと思います。
国の対策としては、「燃料費調整額」を値下げするやり方で補助金は出しています。対応はしているのですが、根本的な解決にはならないです。
なんと、その「電気・ガス価格激変緩和対策事業」令和4年度補正予算案額は、 3兆1,074億円。
補正予算で3兆円も用意できるのです。しかも、一時的な話。
1兆円の防衛費増税で衆議院の解散が騒がれている中、どこから予算が出るかは不明ではあります。
ですが、その気になれば、再生可能エネルギーの普及もあっという間なのはわかりました。
ちなみに、私は「スマ電CO₂ゼロ」を利用しています。https://smaden.com/
できる限り、CO₂は出したくないです。