女川原発視察
9月22日(日)と23日(月・祝)、「脱原発をめざす首長会議」の宮城県の女川視察に参加させていたただきました。
秋葉就一元八千代市長の随行者としての同行です。
初日は学習会で現地から、多々良哲さん(「女川原発の再稼働を許さない! みやぎアクション」世話人)の報告がありました。
宮城県にある女川原発は再来月、2号機の再稼働が予定されていますが、2号機は東日本大震災の被害で1130カ所のひび割れがもあったようです。
地盤沈下は1m。
女川原発は活断層の真上にあると言えるのではないでしょうか。
東京に帰って、ネットで調べたところ、住居の傾きであれば、1mあたり3mmの傾きが許容範囲のようです。
それ以上の傾きがあると、平衡感覚が乱れ、体調不良を起こすようです。
原発なら、さらに厳しくて当然。
女川原発に傾きはないのでしょうか。
公正な第三者の立ち入り検査が必要です。
エネ庁は「原発はかたい岩盤の上に建っている」と豪語していましたが、実際には真逆でした。
海岸沿いは、砂浜が近いだけあって、地盤は弱い可能性が高いです。
国の原子力政策は、嘘だらけです。
万が一のとき、どれだけの人が犠牲をこうむるのか人口を調べたところ、女川町は約6000人。
すぐ隣の石巻市の人口は13万人。56㎞先の仙台市が約110万人でした。
大移動も考えられます。職も失い、どこへ行くのでしょうか。
東北電力の安全意識の低さには、目に余るものがあります。
翌日には、女川原発PRセンターに見学に行きましたが、安全性のPRは誇大広告でした。
女川原発の即、廃炉を望みます。宮城県の方々が平穏に生きられますように!!
地盤の弱い、日本一危険な女川原発
国民の安全を考えて下さる会員と講演者の方々には感謝です。元気を頂きました。http://mayors.npfree.jp/