証拠の優越
最近、芸能人の裁判のニュースが多く、訴訟も当たり前になってきましたが、テレビで弁護士が気になることを言っていました。
「裁判は、どちからの主張を採用しなければならない」
「どちらがより信用できるか」
二者択一。そんなものなのだろうかと調べてみたところ、厚労省の資料に「事実認定」について、気になる文言がありました。
証拠上いずれの側の証明度が優越しているか (「民事訴訟における事実認定」・司法研修所)
私は、詐欺にあった話をしているのだから、相手は信用できないところから始まるので、最初は自分が有利な気がします。
「疑わしきは罰せず」と言うような言葉もあり、とにかく証拠になりそうなものを揃えて、リアリティを重視しましたが、厳しいのは刑事事件の話のようです。
でも、結果的には、色々用意しておいて良かったです。
ちなみに、厚労省の資料は、「消えた年金」の話でしたが、考えてみると、福島原発事故当時の放射能のデータも消えていましたね。
この資料では「一応確からしい」程度の事実でも訴訟はできる印象を受けました。
本人の当時のメモ、第三者の証言でも、偽証と認められず、整合性があれば使えるみたいです。
自分達の落ち度を必死でカバーしようとしたゆる~い「前例」は、「判例」より貴重ですね。
社保庁は表面上、解体(名称を変更しただけ。ずさんな体質に変更無し)しましたが、エネ庁こそは、解体して、丸々この世から無くなって欲しいです。
サンタさん、クリスマスプレゼントにお願いします。
今年じゃなくてもいいです。